Ciscoネットワークデバイスを設定するには、グローバルコンフィギュレーションモードを開始する必要があります。ユーザEXECおよび特権EXECモードを通過した後、configureコマンドを入力してグローバルコンフィギュレーションモードを開始します。
configureコマンドを入力するときに、構成の変更方法を指定する必要があります。デバイスを構成する最も一般的な方法は、端末を使用することです。そのため、configure terminalまたはconf( configure terminal )コマンドを使用します。グローバルコンフィギュレーションモードが表示され、コマンドプロンプトは次のようになります。
<! - 1 - >Router(config)#
このプロンプトは、プロンプトに表示されている(config)によって識別されます。また、入力できるコマンドのリストも異なります。以下は、このレベルのコマンド例です。
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access-list :アクセス制御リスト(ACL)を管理して、接続先のデバイスへのネットワーク接続を制限します。
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arp :接続しているデバイスのアドレス解決プロトコル(ARP)キャッシュを管理します。
<! - 2 - > -
banner :接続しているデバイスに接続しているユーザーにセキュリティ警告を発行するようにログオンバナーを設定します。
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boot :使用するIOSバージョンなどのシステム起動パラメータを設定または変更します。
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cdp :CDP(Cisco Discovery Protocol)は、ネットワークインターフェイス上で何が接続されているかを示します。 CDPでは、この情報を表示できます。
<! - 3 - > -
clock :システムクロックを変更できます。
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config-register (ルーターのみ): 構成レジスタを設定します。 は、システム構成情報へのポインタを格納するメモリ内の場所です。
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enable : enable パスワードを設定または変更します。
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exit :グローバルコンフィギュレーションモードを終了します。
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hostname :デバイスのホスト名を設定します。
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ip :IP構成サブコマンドを入力します。
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interface :設定するインタフェースを選択します。
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いいえ :発行された別のコマンドを否定します。
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prompt :デバイスコマンドプロンプトを設定します。