ビデオ: Access 2019使い方講座 上巻 第1章 データベースの新規作成とオブジェクト【動学.tv】 2024
複数のネットワークユーザー間でMicrosoft Accessデータベースを共有する場合は、いくつかの特別な考慮事項に注意してください。ここでは最も重要なものがあります:
- データベースを共有すると、複数のユーザーが同じレコードに同時にアクセスしようとすることがあります。この状況は、2人以上のユーザーがレコードを更新しようとすると問題になる可能性があります。この潜在的な交通事故を処理するため、Accessは一度に1人のユーザーだけがレコードを更新できるようにレコードをロックします。 Accessはレコードをロックする3つの方法のうちの1つを使用します。
- 編集されたレコード: このメソッドは、ユーザーがレコードの編集を開始するたびにレコードをロックします。たとえば、ユーザーがレコードの更新を許可するフォームでレコードを取得すると、最初のレコードが終了するまで他のユーザーがレコードを編集できないように、ユーザーがレコードを編集している間レコードがロックされます。
- ロックなし: このメソッドは、レコードがロックされていないことを意味しません。代わりに、No Locksは、ユーザーがデータベースに変更を書き込むまで、レコードがロックされていないことを意味します。この方法は、あるユーザーが別のユーザーが行った変更を上書きできるため、ユーザーに混乱を招く可能性があります。
- すべてのレコード: ユーザーがテーブル内のレコードを編集すると、すべてのレコードがテーブル全体をロックします。
- Accessを使用すると、データベースを分割してフォーム、クエリ、およびレポートを各ユーザーのローカルディスクドライブに保存できますが、データ自体はネットワークドライブに保存されます。この機能により、データベースをネットワーク上でより効率的に実行できるようになりますが、設定が少し難しくなります。 (データベースを分割するには、[ツール]→[データベースユーティリティ]→[データベーススプリッタ]を選択します。)
- WindowsクライアントコンピュータからAccessデータベースを共有する場合に使用する組み込みセキュリティ機能が含まれています。ドメインサーバーにデータベースを格納する場合は、サーバーのセキュリティ機能を使用してデータベースを保護できます。
- Accessはフォームとデータシートを60秒ごとに自動的にリフレッシュします。そうすれば、1人のユーザーがフォームまたはデータシートを開き、数秒後に別のユーザーがデータを変更すると、最初のユーザーは1分以内に変更内容を確認できます。 60秒が長すぎる(または短すぎる)場合は、[オプション]ダイアログボックスの[詳細設定]タブを使用してリフレッシュレートを変更できます。